
こんにちは。くままるです。
最近、こちらの本を読みながら積み立て投資の出口戦略を考えていました。
「33歳で1億円達成した僕が実践する一生モノの億超え投資法」ポイント
こちらの本にはざっくり以下の事が書かれています。
ポイ活民として①が気になって購入したのですが、結果③について色々考えさせられました。
私は、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース」という投資信託を購入しています。
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は積み立てnisa枠なので20年以上の運用を考えていますが、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース」は手数料が高いので、長期では考えていません。
出口戦略を考え出したきっかけ
①ここ最近の下落相場
全米株の方は、もともと長期で考えていたためどんなに暴落しても売るつもりはなかったのですが、アライアンス・バーンスタインの方は長期では考えておらず、手数料のことも気になっていました。
②ブロガーさんで積立投資を解約した人がいた
あるブロガーさんが投資信託を解約したと記事にしていました。下落相場が耐えられなくなって解約した訳ではなく戦略的です。
年齢は分からないのですが、おそらく40代以上と思われます。
blogの中で、「20-30代の方であれば解約の必要はないと思う」と書かれていたのと、普段の記事からの推測です。
数か月前にすべての米国株を売却されており、その時から更に下落が続いているのでよい売却タイミングとも取れるし、もし5年後10年後に株価がもと通りどころか更に上昇すれば、後悔するかもしれません。
いずれにせよ、この方のblogを読んで売却タイミングを考えるのは重要だなと感じました。
③本当にほったらかしでいいのか?
最近はあらゆる有名な方が、口をそろえて投資信託をお勧めしています。
基本的には一度設定をしてしまえば、定期的に積み立てをしてくれるので手続きを毎回する煩わしさとかは全くないのが魅力ですが、本当にほったらかしで経済や株価をまったく見ないのは危険です。
若い方はそれでいいかもしれません。仮に25歳から積み立てを開始していれば、20年後45歳。そこからまたどうするかを考える余裕がたっぷりあります。
ですが、35歳からはじめた場合20年後は55歳です。その時に株価が暴落していたら?確かにまた上昇するかもしれないけれど、上昇までに10年かかったら65歳です。必要なタイミングに資金がマイナスになってしまっていることもあるでしょう。
55歳の時も上昇中だったとして、60歳まで運用しようと思っていたら、58歳の時に〇〇ショックがきてあっという間に資産が大幅に減ってしまうこともあるでしょう。
積立投資の天国と地獄
この本では、マーケットの変動が、運用のパフォーマンスに及ぼす影響をデータを使って説明しています。
①基本的に右肩上がり
②最初上昇・最後急落
③最初下落・最後上昇
などのパターンがあり、②より①や③のパフォーマンスが良くなります。途中経過はどうであれ最後に上昇するのが強いということです。
最初の方は積み立てている額も少ないので、上昇しても下落してもあまり関係なく、最後の方に資産が積みあがった時に上昇すると資産は増えるけれど、最後の最後に下落してしまったら、今までどんなにあげていても一気に資産が減ることもあります。
当たり前と言えば当たり前のことなのですが、納得でした。
実際私は積み立てを開始してから1年経っておらず積み立て額は100万円にも届きません。なので、積み立てを長く続けている人に比べると今回の下落での影響は少ない方だと思います。
はじめて間もない内に下落相場になり、タイミングが悪かったなと思っていたのですが、この本を読んでラッキーだったかもと思い始めました。
積み上げた額が少ないから、上昇しても下落してもどっちでもいいというのを実感しています。
たんたんと積み立てを続けるという事は、価格が下がっている場合ナンピンを定期的にしていることになるので、総額のマイナスも大きくはならないです。
毎日見ていないので、確かではないのですが、マイナス額は最大で2つ合わせても10万円もいっていないと思います。
今日の時点では2つ合わせて+2万円になっていますが、またすぐマイナスになると思います。
個別株で200万円という多額の含み損を経験しているので、10万円マイナスになっても特になにも感じません。
出口戦略は思いつきませんが、55歳くらいになって上昇トレンドだったら、欲張らずに解約しちゃうという選択もありかもしれないですね。
でも、それがなかなか出来ないし、売った後に上昇してたら悔しいですよね。
いずれにせよ未来の相場は分からないのですが、常にアンテナをはって経済チェックをしていくことが大事だと感じました。
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